Amazonレビューについて

Amazonレビューは商品の売り上げに大きく影響するため、いわゆるフェイクレビュー/サクラレビューが多く存在します。サクラレビューは利益相反レビューと位置付けられAmazonでは厳しく取り締まっております。本家アメリカでは賠償訴訟にまで発展しています。

Amazonでは利益相反レビューにガイドラインが設けられております。

【明確なNGレビュー】
・謝礼をもらっての高評価レビュー
・利害関係者(商品が売れると利益が入る個人や会社)・友人の高評価レビュー
・競合の低評価レビュー

【OKと明記されているレビュー】
・謝礼を受け取らない献本を受けて読んだ正直なレビュー

ただ、書籍レビューの中には明確にNGとはいえないが訴訟を起こすほどでもない微妙なケースが多く存在しています。

例えば、
Kindleは無料で簡単に出版できますので多くのKindle本多読者はSNSに投稿する感覚で本を出版してみます。
これらの方々は、同じような境遇の方とSNS上で友達になり、読んだ本にレビュー投稿します。
このケースのレビューはどうみればよいのでしょうか?

現時点AmazonではレビューをAI審査してから掲載しています。
そして掲載後、レビューの下にある『役に立った』と『レポート』のボタンを押してもらう仕組みがあります。
つまり、フェイクレビュー含む不適切なレビューをユーザー視点でAmazonにレポートできるのです。
こうして、微妙なケースは購入者の視点に立った基準に補正されています。
レビュー投稿者も審査されているのです。

和洋ブックスで行っているレビュー投稿活動は同業者へのレビューになる立場を理解して
・献本は受けるが、高評価(星4又は5)レビューの約束は決してしない。
・低評価レビュー(星3以下)になる場合はAmazonへは投稿せず個別に作家さん/出版社さんに書評を連絡しております。
その結果、レビュー投稿数1000件以上の中、『役に立った』ボタンを押してもらえる時に発生する❤総数は8000件以上、『レポート』件数はゼロ件となっており、現時点認められたレビュアーと認知されています。

参考まで、Kindle作家さん同士の相互レビューは『役に立った』ボタンが殆ど押されません。
レビューを参考にしている方々も少ないのでAmazon側も気にしていないのかもしれません。

本ブログが、みなさんも購入前にAmazonレビューを読むとき、レビューを投稿するときの参考になれば幸いです。